ソウルで矢印鼻・垂れ鼻(鼻尖下垂)を整える前に:鼻先を上げるだけでは足りない理由
鼻先を上げるだけでは足りないことが多くあります。下向きの鼻先は、いくつもの原因が重なって起こることが多いからです。長い・弱い鼻先の軟骨、長く伸びた鼻中隔(鼻の中を左右に分ける壁)の下端、笑うと鼻先を引き下げる筋肉、厚い皮膚です。どれが大きいかで、手を加える場所が変わります。矯正の基本は、下がった鼻先の軟骨の向きを変えて支えの構造で固定することで、笑うと鼻先を引く筋肉は、下がりがはっきりしている場合に個別に判断します。角度も上げるほどよいわけではなく、鼻筋と鼻唇角、笑ったときの動きまで見て顔に合わせて決めます。ソウルでの手術を検討中の方は、無表情と笑顔の横顔の写真を送っていただくと、どの方法が合いそうかを確認できます。

下向きの鼻先とは、どんな状態ですか
横から見たときに鼻先が唇のほうへ下を向き、矢印のように見える鼻を、韓国や日本で「矢印鼻(ファサルコ・垂れ鼻)」と呼ぶことがあります。医学的には鼻尖下垂(鼻先の下垂)にあたります。多くの場合、鼻と上唇がつくる角度である鼻唇角が狭く、鼻筋から鼻先へのラインが急に下へ折れ曲がります。無表情のときより、笑ったり話したりするときに鼻先がさらに下がって見えることが多いのも特徴です。
下向きの鼻先の見た目
東アジア人の長い鼻と下向きの鼻先を扱ったレビュー(これまでの研究を集めて整理した論文)があります。このレビューは、次のような特徴が一緒に見られやすいと説明しています。鼻先が下に押し下げられ、大きくよく動き、鼻柱と唇の角度が狭いこと。鼻筋にこぶ(ハンプ)があるか、額と鼻の角度が浅いこと。皮膚が厚く、皮脂が多いことです。下向きの鼻先は老けた印象を与え、笑うとより目立つとも書かれています。1 同じレビューは、東アジア人の鼻は一般に鼻先の皮膚と軟部組織(皮膚の下のやわらかい組織)が厚く、鼻先の軟骨(大鼻翼軟骨)が小さめで、鼻柱と小鼻の付け根が低い傾向があるとまとめています。1
下向きの鼻先は、鼻筋が出っ張る「鷲鼻(ハンプ)」と一緒に見られることが多いものの、同じ悩みではありません。鷲鼻は鼻筋の出っ張りが中心で、下向きの鼻先は鼻先の向きと角度が中心です。鼻筋の出っ張りがいちばん気になる方は鷲鼻手術のガイドを、鼻先の丸さや幅が気になる方は鼻先整形のガイドもあわせてご覧ください。
鏡で確かめられるサイン
見た目によって、考えられる原因と、診察で確認することが変わります。
こんな見た目なら
1横顔で鼻先が唇のほうを向くなら
鼻先の軟骨が長い・下がっている可能性。鼻唇角・鼻の長さ・向きを見ます
鼻先の軟骨
2笑うと鼻先がさらに下がるなら
鼻先を引く筋肉の可能性。無表情と笑顔を比べます
筋肉
3鼻柱が垂れて見えるなら
鼻中隔の下端が長い可能性。鼻柱と小鼻の高さを見ます
鼻中隔の下端
4鼻先が重く、押すと簡単に下がるなら
厚い皮膚や弱い支えの可能性。皮膚の厚さと軟骨の弾力を見ます
皮膚・支え
鼻筋の中ほどがふくらんでいる場合は、ハンプを伴っています。そのときは、鼻筋から鼻先までのライン全体の流れを見ます。
鼻先を下に引くものは何ですか
下向きの鼻先の原因は、大きく二つに分けられます。1
- 「静的」な原因:軟骨や鼻中隔のように、鼻の形そのものをつくる構造
- 「動的」な原因:表情をつくるときに、鼻先を引っぱる筋肉
一つずつ見ると、次のとおりです。
- 鼻先の軟骨:大鼻翼軟骨の外側の脚(外側脚)が長すぎて、縦向きになっていることがあります。または軟骨全体が下がって、鼻中隔の前の角とのつながりが弱いことがあります。すると鼻先が下を向きます。1
- 鼻中隔の下端:鼻の中の仕切りである鼻中隔の下の端が長く伸びていると、鼻柱と鼻先が下に押し出されます。1
- 皮膚:厚い皮膚と軟部組織は、それ自体が矯正を難しくする要因とされています。1
- 筋肉:鼻の下から鼻先を引き下げる鼻中隔下制筋と、小鼻の付け根を引き上げる上唇鼻翼挙筋が一緒に働くと、笑ったときに鼻先がより下がって見えます。これらの筋肉は、手術後に下がりが戻ってしまう原因にもなりえます。1
レビューは、多くの場合これらの原因がいくつも重なっているため、一部分だけを直す方法では満足が得られにくいとまとめています。1
笑うと鼻先を引く筋肉は、必ず切るべきですか?
笑うと鼻先が下がるので、「筋肉さえ切れば解決するのでは」と考える方は少なくありません。しかし、筋肉の実際の形と研究の結果をあわせて見ると、もう少していねいな判断が必要です。
55例の解剖学的研究を見ると、鼻中隔下制筋が口輪筋(口のまわりを囲む筋肉)に完全に付着する型が62%、骨膜(骨を包む膜)と口輪筋に分かれて付着する型が22%、ほとんどない・痕跡程度の型が16%と、形は人によって異なりました。2 同じ研究グループは、笑うと鼻先が下がり上唇が短くなる患者62人で、鼻の手術中にこの筋肉をはがして移動しました。その結果、88%で鼻先と上唇のアンバランスが改善したと報告しています。2
ただし、その後の研究をまとめたシステマティックレビュー(決まった方法で関連研究をもれなく集めて検討した研究。解剖例175例、手術を受けた患者821人)の結論は慎重でした。筋肉の解剖の記述も手術方法も研究ごとに異なり、客観的なデータでどの方法が優れているとは言えませんでした。共通していたのは、この筋肉が大鼻翼軟骨の内側の脚(内側脚)と周りの軟部組織に付着しており、そのつながりを断つことが「笑うと下がる鼻先」の治療の考え方だという点です。3
ただし、すべての下向きの鼻先の手術で筋肉を必ず切る必要はありません。ボニータクリニックでは、下がった鼻先の軟骨を再配置することを矯正の中心に置き、無表情のときと大きく笑ったときの鼻先の変化を比べたうえで、筋肉の引きがはっきりしている場合に筋肉まで一緒に扱うかを判断します。
角度は、どこまで上げればよいですか
鼻唇角は、鼻の穴の軸と上唇がつくる角度です。文献では90〜120°がよく引用されますが、この範囲には明確な根拠がないと指摘されています。米国のある研究では、鼻の手術を受けた男女20人の横顔写真を4°ずつ変え、16人の評価者に最も好ましい角度を選んでもらいました。男性では平均約96°、女性では平均約98°が選ばれました。よく引用される範囲よりずっと狭く、男女差も小さい結果でした。4
この結果をすべての顔の基準にすることはできません。対象と評価者が限られており、似合う角度は顔立ちや人種、好みによって変わるからです。それでも、鼻先を上げれば上げるほどよく見えるわけではないことははっきり示しています。上げすぎると鼻の穴が目立ったり、鼻が短く見えたりします。矯正の目標は決まった数字ではなく、鼻筋・鼻先・上唇がひとつの流れでつながる角度を見つけることです。
原因によって、矯正の方法はどう変わりますか
下向きの鼻先の矯正は、「鼻先を上げる手術」一つではありません。基本となる考え方は、下を向いた鼻先の軟骨の向きを上へ回し、変えた位置が戻りにくいよう支えの構造に固定することです。そのうえで、原因ごとに処置を選んで組み合わせます。レビューは四つを原則として挙げています。1
- 軟骨と鼻中隔の問題を正す
- その位置を、支えの構造で固定する
- 鼻先を引く力を弱める
- 余分な軟部組織を整える
方法ごとに、何をするかと知っておきたいことを表にまとめると、次のとおりです。
| 方法 | 何をするか | 知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 鼻先の軟骨の再配置 | 外側脚を内側へ寄せる・重ねる・短くして鼻先を上へ回転 | 新しい位置を保つには鼻柱支柱などの支えが必要1 |
| 鼻中隔下端の調整 | 長い下端を短くし、鼻柱と縫い合わせる | 縫合が組織に食い込んで効果が弱まることがあり、少し多めに矯正することも1 |
| 鼻柱支柱(コルメラストラット) | 内側脚の間に軟骨を入れて鼻先を支える | 鼻中隔延長より高さと回転が減ったという比較試験がある5 |
| 鼻中隔延長 | 鼻中隔に軟骨をつないで鼻先の位置を固定する | 位置はよく保たれたが、鼻先が前後に動きにくい5 |
| 鼻中隔下制筋の処置 | 笑うと鼻先を引く筋肉を剥離・移動する | 筋肉の形に個人差があり、方法の優劣の根拠は不十分23 |
支えは何でつくりますか
支えの選び方については、60人を無作為に二つのグループに分けた比較試験が参考になります。鼻中隔延長は鼻柱支柱よりも、鼻先の高さと回転をよく保ちました。ただし、前後方向の柔らかさは劣りました。どちらも術後1か月目に高さと回転がいちばん大きく減り、その後は少しずつ減りました。5
しっかり固定するほど位置は保たれる一方で、鼻先の自然な動きは減るという関係です。どちらが合うかは、下がりの程度、軟骨の状態、皮膚の厚さによって変わります。
回復と限界について、何を知っておくべきですか
ボニータクリニックでは、下向きの鼻先の矯正を静脈麻酔と局所麻酔を併用した手術で行い、入院せずに当日お帰りいただけます。抜糸は、ご案内する日に行います。回復期間と通院の日程は、手術の範囲と個人の状態によって異なります。術後はまず腫れと内出血が出て、腫れが引くにつれて鼻先の形が少しずつ落ち着いていきます。
知っておきたい限界
- 術直後の角度がそのまま保たれるわけではありません。上の比較試験のように、鼻先の高さと回転は特に最初の1か月にある程度減ることがあり、計画の段階でこれを見込みます。5
- 皮膚が厚いと、軟骨を変えても表面に出る変化は小さくなります。レビューは厚い皮膚を、下向きの鼻先の矯正が満足のいかない結果になる原因に挙げています。1
- 鼻先を引く筋肉の力が強いと、時間とともに下がりが一部戻ることがあります。1
- 鼻先や鼻の付け根の手術は、笑ったときの上唇の位置に影響することがあります。76人を分析した研究では、鼻柱支柱、延長型スプレッダーグラフト(鼻筋の軟骨のあいだに入れる細い軟骨を長くしたもの)、鼻中隔下制筋の剥離の後に、笑ったときの上の前歯の見え方が減りました。6 笑顔の印象を大切にしたい方は、相談のときにお伝えください。
- どの手術も方法にかかわらず、腫れ、出血、炎症、感染、神経損傷などの副作用が起こることがあり、回復の経過と結果には個人差があります。
ボニータクリニックの考え方
ボニータクリニックの進め方
- 1分析下がりの程度、鼻唇角・鼻筋、鼻先の軟骨
- 2表情の確認無表情と笑顔での鼻先の動き
- 3構造の矯正鼻先の軟骨の再配置、鼻筋と鼻先の角度
- 4回復・経過観察組織の安定と固定、腫れのケア
実際の手術計画は、対面での診察の後に決まります。
ソウルで相談できる治療の選択肢
ボニータクリニックは1995年の開院以来同じ場所で、ブラジルの形成外科専門医であるチョン・グァンソプ代表院長が診療しています。下向きの鼻先について相談でご案内するのは、当院の施術ページに記載している次の内容です。
- 下がりの程度、鼻唇角と鼻筋のライン、鼻先の軟骨の構造、表情が変わるときの鼻先の動きの分析
- 鼻先の軟骨を再配置し、鼻筋と鼻先の角度を設計する手術
- 組織の安定と固定、腫れのケア、経過観察を中心とした回復の管理
鷲鼻や、丸く幅の広い鼻先も気になる場合は一緒に確認します。鷲鼻の整形、鼻先の整形のページもご覧ください。どの処置が必要かは診察の後に決まります。
方法と費用は、なぜ人によって変わるのですか
同じ「鼻先が下がっている」という悩みでも、必要な手術は大きく異なります。計画と費用を左右するのは、どの原因があり、どこまで手を加えるかです。
- どの原因があるか(軟骨・鼻中隔・筋肉・皮膚)
- 鷲鼻や鼻筋を同時に直すか
- 支えのための軟骨移植が必要か
- 麻酔(静脈麻酔+局所麻酔)
- 皮膚と軟部組織の厚さ
- 以前の鼻の手術やフィラー
対面診察の後、最終的な計画と費用をご案内
最終的なお見積もりは、対面での診察で原因と手術の範囲がはっきりしてからご案内します。写真だけで方向性の見当はつけられても、範囲までは決められません。
写真でわかること、対面診察が必要なこと
下向きの鼻先は、横顔と表情による動きの問題が大きいものです。そのため写真は、相談の出発点として役立ちます。ただし、鼻の中で何が起きているかは写真ではわかりません。
写真でわかること
- 横顔での鼻先の向き
- 鼻唇角のおおよその大きさ
- 笑ったときの下がり方
- 鼻筋のハンプ
- 正面から見た鼻の穴の見え方
対面診察が必要なこと
- 鼻先の軟骨の強さと形
- 鼻中隔の下端の長さ
- 皮膚と軟部組織の厚さ
- 筋肉の引く力(実際に触れて見る)
- 鼻の中の鼻中隔と呼吸
役に立つ写真は、正面、左右の横顔、左右45度を無表情で撮ったものと、大きく笑ったときの横顔です。明るい場所で、濃いメイクは落として撮ってください。以前に鼻の施術を受けている場合は、その前の写真もあると参考になります。写真と、変えたいこと・変えたくないことを短く添えて、メッセージでお送りいただけます。
来院と回復の計画
事前に確定しているのは、上の施術情報(手術、静脈麻酔+局所麻酔、日帰り、抜糸あり)までです。ソウルに何日滞在するか、抜糸の時期、通院の回数は、鼻筋も同時に直すかどうかなど手術の範囲によって変わるため、相談の際に一緒に決めます。
術後しばらくは腫れと内出血があり、鼻先の形は少しずつ落ち着いていきます。鼻先の高さと回転は早い時期に最も変化するため、5 その時期の経過確認を旅程とどう合わせるかを相談で話し合っておくと安心です。帰国後、痛み・赤み・腫れ・出血が引かずにかえって強くなる場合は、早めに医療機関を受診してください。無表情と笑顔の横顔を日付入りで撮っておくと、経過を見る医師にとって役に立ちます。
実際の治療例
ボニータクリニックの下向き鼻先の整形のページに掲載している症例です。結果には個人差があります。

横顔で鼻先が下を向いて見えていたケース

横顔で鼻先が重く下向きに見えていたケース

斜めから見た鼻先
※ 施術前後の写真は個人によって結果が異なります。副作用が生じる可能性があるため、医師と十分にご相談のうえご判断ください。
よくある質問
鼻先を上げるだけではいけないのですか?
鼻先だけを上げると、鼻筋とのつながりが不自然になったり鼻の穴が目立ったりして、かえって人工的に見えることがあります。下向きの鼻先は鼻唇角が狭いことが多く、軟骨・鼻中隔・筋肉・皮膚のどれが主な原因かで、手を加える場所が変わります。そのため鼻筋と鼻先をあわせて見て角度を決めます。
ふだんは気にならず、笑ったときだけ鼻先が下がります。これも矯正の対象ですか?
笑うと鼻先が下がり上唇が短くなるのは、鼻先を引き下げる鼻中隔下制筋の働きと関係していることがあります。2 ただ、この筋肉の形には個人差があり、処置方法の優劣もはっきりしていません。3 そのため、無表情と笑顔の差を実際に見て、筋肉まで扱うかを判断します。
時間がたつと、また鼻先が下がりませんか?
術後に鼻先の高さと回転がある程度減るのは一般的で、比較試験では最初の1か月の変化が最も大きいものでした。5 どの程度保たれるかは、支えの構造、筋肉の力、皮膚の厚さによって変わるため、こうした変化を見込んで計画します。
鷲鼻もあります。一緒に直せますか?
鷲鼻と下向きの鼻先は一緒に見られることが多く、鼻筋だけを低くすると鼻先がさらに下がって見えることがあるため、鼻筋と鼻先をあわせて見ます。詳しくは鷲鼻の整形のページと鷲鼻手術のガイドもご覧ください。
傷跡はどこに残りますか?
切開はほとんど鼻の中か鼻柱(左右の鼻の穴のあいだの柱)に置くため、傷跡もそこに残ります。時間とともに薄くなるよう管理します。
相談前に準備しておくとよいこと
- 正面・横顔・45度の写真と、笑ったときの横顔の写真
- 変えたいことと変えたくないこと(例:鼻先の向きは変えたいが長さはそのままにしたい)
- これまでの鼻の手術・フィラー・糸の施術の有無とおおよその時期
- 鼻づまりや鼻炎など呼吸に関わる不便があるか
- 笑ったときの上唇の位置や歯ぐきの見え方が気になるか
ボニータクリニックは、ソウル市瑞草区江南大路565の3階、地下鉄7号線論峴(ノニョン)駅8番出口から徒歩約100mの場所にあります。治療の流れは下向き鼻先の整形のページでご覧いただけます。鼻筋・鼻先・小鼻をまとめて扱う手術については鼻全体の手術のガイドをご覧ください。
参考資料 (6)
本文の説明の根拠となる資料です。研究結果は一般的な傾向であり、個人の結果を保証するものではありません。
- Park SG, Jeong H, Ye CH. Multifactorial approaches for correction of the drooping tip of a long nose in East Asians. Arch Plast Surg. 2014;41(6):630-637.doi:10.5999/aps.2014.41.6.630レビュー(全文):東アジア人の長い鼻と下向きの鼻先の特徴(厚い皮膚、小さめの軟骨、狭い角度)、静的な原因(外側脚・鼻中隔下端・皮膚)と動的な原因(鼻中隔下制筋・上唇鼻翼挙筋)、複数の原因を同時に直す原則と各手技、再発の要因
- Rohrich RJ, Huynh B, Muzaffar AR, et al. Importance of the depressor septi nasi muscle in rhinoplasty: anatomic study and clinical application. Plast Reconstr Surg. 2000;105(1):376-383.doi:10.1097/00006534-200001000-00061解剖研究と症例報告(抄録):献体55体で見た鼻中隔下制筋の三つの型(62%・22%・16%)と、笑うと鼻先が下がる患者62人で筋肉の剥離・移動後88%が改善したという報告
- Sinno S, Chang JB, Saadeh PB, Lee MR. Anatomy and surgical treatment of the depressor septi nasi muscle: a systematic review. Plast Reconstr Surg. 2015;135(5):838e-848e.doi:10.1097/PRS.0000000000001169システマティックレビュー(抄録、献体175体・患者821人):筋肉は内側脚と周囲の軟部組織に付着し、手術方法はさまざまで客観的に優れた方法は示されていない
- Armijo BS, Brown M, Guyuron B. Defining the ideal nasolabial angle. Plast Reconstr Surg. 2012;129(3):759-764.doi:10.1097/PRS.0b013e3182402e12写真評価研究(抄録):よく引用される鼻唇角90〜120°は慣例的な範囲であり、評価者16人が好んだ角度は男性約96°・女性約98°とより狭い範囲だった
- Kucukguven A, Çelik M, Altunal SK, Kocer U. Nasal Tip Flexibility and Stability: Comparison of Septal Extension Grafts and Columellar Strut Grafts in a Prospective Trial. Plast Reconstr Surg. 2024;154(2):313-322.doi:10.1097/PRS.000000000001113260人の無作為化比較試験(抄録):鼻中隔延長は鼻柱支柱より鼻先の高さと回転をよく保つが柔軟性は低く、どちらも最初の1か月に最も大きく減った
- Pi H, Kurlander DE, Guyuron B. Effects of the Rhinoplasty Maneuvers on Upper Lip Position and Incisor Show. Aesthetic Plast Surg. 2017;41(1):135-139.doi:10.1007/s00266-016-0760-476人の後ろ向き研究(抄録):鼻柱支柱・延長型スプレッダーグラフト・鼻中隔下制筋の剥離の後、笑ったときの上の前歯の見え方が減り、鼻の手術が上唇の位置に影響しうる
この記事について
この記事では、一般的な医学情報とボニータクリニックの診療方針を分けてご説明しています。判断は一人ひとりの状態によって変わるため、診察の代わりにはなりません。


