ソウルでブラジリアンヒップアップ(BBL)を受ける前に:脂肪塞栓のリスクと注入の深さ、確認したいこと
お尻への脂肪移植で最も重いリスクは脂肪塞栓です。脂肪がお尻の太い静脈に入り、肺の血管を詰まらせるもので、研究ではこのリスクは脂肪を筋肉内、とくに深い筋肉に入れたときに大きく高まるとされています。そのため国際的な学会は、脂肪を筋膜(筋肉を包む膜)より上の皮下層にだけ入れ、太いカニューレを下向きに傾けず、先端の位置を常に確認するよう勧めています。手術を選ぶときは症例写真と同じくらい、脂肪をどの層にどう入れるのか、問題が起きたらどう対応するのかを先に確認しましょう。ソウルでBBLをご検討中なら、まず写真とご質問をお送りください。

ブラジリアンヒップアップとはどんな手術ですか
「ブラジリアンヒップアップ(Brazilian Butt Lift、BBL)」は、自分の脂肪をお尻に移す「お尻への脂肪移植」の通称です。手術は大きく3つの段階で進みます。まず、ウエスト・脇腹・太ももなど脂肪に余裕のある場所から、脂肪吸引で脂肪を取ります。次に、取った脂肪をろ過して使える脂肪だけを残します。最後に、その脂肪をお尻と骨盤まわりに移し、ウエストからお尻へ続く曲線をつくります。
インプラントなどの人工物ではなく、自分の脂肪を使うことがいちばんの特徴です。その代わり、脂肪を取る手術と入れる手術を一度に行うことになるため、吸引から移植まで時間のかかる大きな手術です。
脂肪を取る場所から入れる場所まで
どんな方がよく相談されますか
ボニータクリニックでは、次のような方にブラジリアン レイヤード ヒップアップをご案内しています。
- 痩せ型でヒップのボリュームが少ない
- インプラント(シリコンバッグ)やフィラーなど異物を入れることに抵抗がある
- 余分な脂肪は多くないが、ヒップのボリュームが足りない
- ヒップが華奢、またはハリが少ない
- ヒップの外側(ヒップディップ)がくぼんでいて丸みがない
- ヒップの下側にボリュームがなく垂れて見える
同じ「ヒップアップ」でも、どこのボリュームが足りないか、取れる脂肪がどれくらいあるかによって、最初に見るところが変わります。
こんな場合は、ここを見ます
1外側がくぼんでラインがない
横(股関節まわり)まで分けて満たし、ラインをつなげます
2下側が貧弱で垂れて見える
足りない下側を層状に分けて満たします
3やせ型で取れる脂肪が少ない
どこから取れるかを先に確認。少なければ増やせる量も限られます
4前回のヒップアップ後に凹凸
残る脂肪・皮膚と、以前入れた層・量から確認します
修正のご相談
なぜこの手術では安全性をとくに確かめる必要があるのですか
この手術で最も重いリスクは「脂肪塞栓」です。脂肪塞栓とは、注入している脂肪が血管の中に入り、血液に乗って肺まで流れ、肺の血管を詰まらせることをいいます。まれですが、命に関わることがあります。
2017年に米国美容外科学会の教育研究財団(ASERF)が設けたタスクフォース(一つの問題を調べるために集まった専門家のチーム)がこのリスクを調べました。世界の形成外科医のうち回答した692人が報告した198,857件のお尻の脂肪移植で、肺脂肪塞栓による死亡が32件、死亡に至らなかった肺脂肪塞栓が103件ありました。1 回答者の3%が患者の死亡を、7%が肺脂肪塞栓を一度以上経験していました。1
死亡率の推計は調査方法によって異なりました。タスクフォースは、これらの数字を実際の割合と受け取らないよう注意を添えています。それでも、ほかの美容手術より明らかに高い水準だとまとめています。1 患者さんの立場から見れば、正確な確率はわかりにくいものの、軽く見てよいリスクではない、と理解していただくとよいでしょう。
脂肪はどうやって血管に入るのですか
脂肪塞栓は、お尻の筋肉の間を通る太い静脈が傷つき、その裂け目から脂肪が入り込んで肺へ流れることで起こると考えられています。お尻でいちばん大きな筋肉である大殿筋の下には、上殿静脈と下殿静脈が通っています。これらは大殿筋の下を通る部分で太さ4mm以上になることがあり、骨盤の奥(坐骨切痕の近く)では6mm以上の静脈が集まっていることもあります。1
深い筋肉に注入すると答えた医師では、致死的な脂肪塞栓も、そうでない脂肪塞栓も、割合が明らかに高くなっていました。報告で検討された死亡例の剖検(死因を確かめる検査)では、すべて殿筋の中に脂肪が見つかりました。1 そのため、この手術の安全性は「脂肪をどの深さに入れるか」から始まります。
脂肪はどうやって血管に入るのか
脂肪はどの深さに入れるべきですか
お尻を外側から5つの層に分けて考えるとわかりやすくなります。皮膚、皮膚の下の脂肪の層(皮下脂肪)、お尻の筋肉を包む薄くて丈夫な膜(殿筋膜)、お尻の筋肉(大殿筋)、そして筋肉の下の空間です。太い静脈は、この筋肉の下や深い筋肉の間にあります。
お尻に脂肪の代わりになる物質を注入した解剖学的研究を見ると、筋膜が無傷の状態で皮下に入れた物質は、圧が上がっても皮下にとどまりました。一方、筋膜に穴があると、物質は筋肉を通り抜けて筋肉の下の空間まで移動しました。3
研究者は、大殿筋の筋膜が深部への移動を防ぐ丈夫な壁の役割を果たすと考えました。筋膜より上に入れれば皮下に広がり、筋膜の下に入れれば深部へ移動する危険な条件になるということです。そのため、筋膜の下や筋肉内には注入しないよう提案しました。3 わかりやすく言えば、筋膜という壁の外側だけに脂肪を置く、ということです。
筋膜は深く広がるのを防ぐ壁
国際的な安全勧告は何を伝えていますか
タスクフォースの勧告とその後の学会の勧告は、一つの目標に集約されます。「脂肪を深い場所へ行かせないこと」です。下の図のカニューレとは、脂肪を入れるときに使う細長い管のことです。
勧告とその理由
これらの勧告のあとに学会員を再調査した研究では、深い筋肉に注入するという回答は13.1%から0.8%に、カニューレを下向きに傾けるという回答は27.2%から4%に減りました。2 同じ期間に、報告された肺脂肪塞栓は1,030件に1件から2,492件に1件へと減り、死亡率も下がる傾向を示しました。2 医師の回答を集めた調査研究という限界はあります。それでも、手術方法の変化とともにリスクも減ったことを示す結果と読めます。
勧告後にあらためて調査すると
米国で定められた規則の例
2022年、米国の形成外科学会は共同声明を出しました。この声明は、フロリダ州医事委員会が定めた規則を支持しています。脂肪をお尻の筋膜より上の皮下だけに注入すること、お尻の脂肪移植を1日3件までに制限すること、注入中にカニューレの先端を超音波で確認すること、という規則です。4
学会の実務勧告も、注入した層が不確かであることや記録されていないことを、死亡の要因の一つとみています。そのため、注入前と注入中に超音波でカニューレの位置を確認・記録するよう勧めています。5 これは米国の一つの州の規則ですが、いま何が安全の基準とされているかをよく示しています。
注入の深さで何が違いますか
| 注入する層 | 現在の勧告 | 根拠 |
|---|---|---|
| 筋膜より上の皮下 | 勧められる層 | 皮下に入れた脂肪は皮下にとどまる傾向3、皮下のみでも長期の維持は筋肉内注入の研究と同程度6 |
| 筋膜のすぐ下・筋肉の表面 | 避けるよう勧告 | 筋膜を越えると筋肉の下へ移動しうる3 |
| 深い筋肉の中 | 入れてはいけない層 | 深い筋肉への注入で塞栓の割合が高く、剖検で筋肉内に脂肪1 |
「筋肉に入れないと残らない」と言われたこともありました。しかし、皮下だけに注入した50人を超音波で追跡した研究では、直後に皮下層の厚みが平均56.51%増え、12か月後には直後より平均18.16%減っていました。6 言い換えると、1年の間に一部は減ったものの、増えた厚みがすべてなくなったわけではありません。
研究者は、皮下だけでも筋肉内注入を報告した過去の研究と同程度の長期維持が得られたと結論づけています。6 ただし皮下に入れてもリスクがゼロになるわけではありません。タスクフォースも、ある程度のリスクは残ると述べています。1
どのクリニックでも何を確認すればよいですか
どこで手術を受けるとしても、症例写真と同じくらい大切なことがあります。次の質問にはっきりした答えがもらえるか、確かめてみてください。
- 脂肪をどの層に入れるのか、筋膜より上の皮下だけなのか
- どの太さ・形のカニューレを使い、先端の位置をどう確認するのか(超音波を使うかを含めて)
- 麻酔は誰が担当し、手術中に異常が起きたらどう対応するのか
- 吸引範囲と移植量はどの程度の計画で、手術時間はどれくらいか
- 術後に問題が起きたら、いつ、誰に連絡するのか
タスクフォースは、脂肪塞栓のリスクとほかの手術方法を同意説明に含めるよう勧めています。1 このリスクについて十分な説明を受け、気になることを質問できることが大切です。
手術と回復はどう進みますか
ボニータクリニックでは、ブラジリアン レイヤード ヒップアップを手術として行い、静脈麻酔または全身麻酔で、当日帰宅、抜糸ありです。これは一般的な案内で、個人によって異なることがあります。
手術のあとは圧迫着(体をぴったり締めつける衣類)を着て、腫れと内出血を管理します。圧迫着を着たまま、軽い動きから少しずつ増やしていきます。腫れが引いてラインが見えてくる時期に、移植した脂肪がきちんと根づいたか(生着)を確認します。回復期間と通院日程は、手術の範囲と個人の状態によって異なります。
起こりうる問題と、すぐ受診が必要な症状
脂肪を取った場所と入れた場所の両方に、内出血と腫れが出ます。感染、液体のたまり、表面がでこぼこになる凹凸、入れた脂肪が硬くなる問題が起こることがあります。移植した脂肪の一部は体に吸収されるため、経過によって補正を考えることもあります。
術後に急な息切れ、胸の痛み、意識がぼんやりする感じがあれば、脂肪塞栓などの緊急事態の可能性があります。その場合は様子を見ずに、すぐに救急を受診してください。
ボニータクリニックの考え方
ソウルで相談できる治療の選択肢
1995年に開院したボニータクリニックは今も同じ場所にあり、ブラジルの形成外科専門医であるチョン・グァンソプ代表院長が直接診察します。お尻と骨盤まわりについて、当院の施術ページで案内している選択肢は次のとおりです。
- 脂肪吸引と、お尻・股関節まわり・乗馬ゾーンへの層状の脂肪移植を組み合わせたブラジリアン レイヤード ヒップアップ
- ウエストの曲線、ヒップ上部ライン、骨盤横のボリューム、太ももの境目を基準に計画するヒップ脂肪移植
- ウエストから骨盤の横へのラインに焦点を当てた7:10骨盤形成
どの方法をどう組み合わせるかは、診察のあとで一緒に決めます。
状態によって方法と費用が変わるのはなぜですか
同じ「BBLを受けたい」というご相談でも、必要な手術は人によって大きく異なります。施術名より、吸引と移植の範囲が計画と費用を左右します。
- 吸引する部位の数
- 移植する脂肪の量
- 満たす部位:ヒップ・股関節・乗馬ゾーン
- 麻酔:静脈麻酔か全身麻酔か
- 過去の移植・フィラー・インプラント
- 補正が必要になる可能性
対面診察のあとに最終的な計画とお見積り
最終的なお見積りは、対面診察で吸引部位、移植量、麻酔がはっきりしてからご案内します。写真で方向性はつかめても、範囲を確定することはできません。
写真でわかること、対面診察が必要なこと
写真は、今の形と希望の形を理解するのに役立ちます。ただし、皮膚の下の状態までは写りません。
写真でわかること
- 後ろ・横・斜めから見たヒップの形
- 外側の平坦さや下側の垂れ
- ウエストからヒップの曲線
- 過去の施術のあと
対面診察が必要なこと
- 採取できる脂肪の量
- 過去の移植によるしこりやオイルシスト
- 皮膚の質とたるみ
- 麻酔に関わる既往歴
- 血栓のリスク要因
撮影のポイント:無地の下着で無地の背景の前に立ち、後ろ・左右と斜め後ろから、同じ明るさで撮ってください。以前にお尻への脂肪移植、フィラー、インプラントを受けた方は、場所・時期と、わかればどの層にどれくらい入れたかもお知らせください。写真と、手技や安全面についてのご質問をメッセージでお送りください。
来院・回復の計画
事前に確定しているのは、上記の施術情報(静脈麻酔または全身麻酔による手術、当日帰宅、抜糸あり、着用期間を術前に案内する圧迫着)だけです。ソウルでの滞在期間、経過確認の時期、抜糸の時期は、吸引と移植の範囲によって変わります。そのため、カウンセリングで一緒に計画します。
米国の形成外科学会は、遠方から来た患者を手術する外科医は術前・術後の管理計画を整え、合併症に対応できる体制でいるべきだとしています。4 予約の前に、滞在中と帰国後の経過確認をどう進めるかを確認しておくとよいでしょう。帰国後に急な息切れ、胸の痛み、意識の混乱があれば、すぐに救急を受診してください。痛み・赤み・熱感・分泌物が強くなる、片脚だけが腫れるといった場合も、早めに医師の診察を受けてください。
実際の症例
ボニータクリニックがブラジリアン レイヤード ヒップアップのページで紹介している症例です。結果には個人差があります。

後ろから見た様子:ウエストからヒップの横へ続くライン

斜め後ろから見た様子:ヒップの下側と横のボリューム
※ 施術前後の写真は個人によって結果が異なります。副作用が生じる可能性があるため、医師と十分にご相談のうえご判断ください。
よくある質問
皮下だけに入れると、大きくならなかったりすぐ減ったりしませんか?
皮下だけに入れた研究でも、1年後まで相当部分が維持されていました。筋肉内注入を報告した過去の研究と同程度です。どこまで大きくできるかは、注入する層より、採取できる脂肪の量と受け取る側の余裕に大きく左右されます。詳しくはヒップ脂肪移植のガイドで説明しています。
やせ型でも受けられますか?
ボニータクリニックはやせ型の方をこの手術の対象として案内しており、ウエストと太ももとヒップが調和する比率を探します。ただし採取できる脂肪が少なければ、増やせる量にも限りがあります。そのため、どこからどれくらい取れるかを先に確認します。
幹細胞を一緒に入れると何が違いますか?
ボニータクリニックでは、取り出した脂肪から脂肪幹細胞を分離して一緒に移植します。こうした方法が脂肪の生着をどれだけ高めるかは研究によって差があり、研究の多くは乳房再建で行われています。根拠は骨盤への脂肪移植ガイドにまとめました。幹細胞を使うかどうかにかかわらず、注入の深さに関する安全の原則は同じように重要です。
他院で受けたヒップアップの修正はできますか?
前回の手術後に残った凹凸・左右差・たるみは修正の対象です。方法は、残っている脂肪の量と皮膚の状態によって変わります。以前どの層にどれくらい入れたのか、硬いしこりやオイルシスト(溶けた脂肪がたまった小さな袋)がないかも確認が必要です。
圧迫着はどれくらい着ますか?
部位と範囲によって異なり、手術の前に着用期間をご案内します。座り方や寝る姿勢などの生活上の注意も、手術の範囲に合わせて一緒に説明を受けておくと安心です。
カウンセリング前に準備しておくとよいこと
- 希望するヒップの形と気になる点(下側の垂れ、外側のくぼみ、股関節まわり、乗馬ゾーン)
- 過去の脂肪吸引・脂肪移植・お尻へのフィラーやインプラントの有無、受けたクリニックと時期
- 血栓(血のかたまり)や肺の病気の既往、常用薬(とくに血液をサラサラにする薬)、喫煙の有無
ボニータクリニックはソウル市瑞草区江南大路565の3階、地下鉄7号線論峴駅8番出口から徒歩約100mです。詳しくはブラジリアン レイヤード ヒップアップのページをご覧ください。移植した脂肪がどれくらい残るかはヒップ脂肪移植のページとヒップ脂肪移植のガイドで、ウエスト・ヒップ比と骨盤横のラインは7:10骨盤形成のページと骨盤への脂肪移植ガイドでご覧いただけます。
参考資料 (6)
本文の説明の根拠となる資料です。研究結果は一般的な傾向であり、個人の結果を保証するものではありません。
- Mofid MM, Teitelbaum S, Suissa D, et al. Report on Mortality from Gluteal Fat Grafting: Recommendations from the ASERF Task Force. Aesthet Surg J. 2017;37(7):796-806.doi:10.1093/asj/sjx004ASERFタスクフォース報告(全文):外科医692人の調査(198,857件)で致死的な肺脂肪塞栓32件・非致死的103件、深い筋肉への注入・下向きのカニューレ・4mm未満のカニューレでリスク増加、検討された剖検ではすべて殿筋内に脂肪、上・下殿静脈の位置、9つの勧告、死亡率の推計は実際の割合と解釈しないという注意と調査の限界
- Rios L, Gupta V. Improvement in Brazilian Butt Lift (BBL) Safety With the Current Recommendations from ASERF, ASAPS, and ISAPS. Aesthet Surg J. 2020;40(8):864-870.doi:10.1093/asj/sjaa098勧告発表2年後の学会員調査(抄録):肺脂肪塞栓は1/1,030件から1/2,492件へ減少、死亡率は1/3,448から1/14,952へ低下傾向、深い筋肉への注入13.1%→0.8%、4.1mm以上のみ使用4.1%→29.8%、下向きに傾ける割合27.2%→4%
- Wall S Jr, Delvecchio D, Teitelbaum S, et al. Subcutaneous Migration: A Dynamic Anatomical Study of Gluteal Fat Grafting. Plast Reconstr Surg. 2019;143(5):1343-1351.doi:10.1097/PRS.0000000000005521献体のお尻4か所を用いた解剖実験(抄録):筋膜が無傷なら皮下に入れた物質は圧が上がっても皮下にとどまり、筋膜に欠損があると筋肉の下へ移動。大殿筋の筋膜が深部への移動を防ぐ壁で、皮下のみの注入を提案
- American Society of Plastic Surgeons, The Plastic Surgery Foundation, The Aesthetic Society, Aesthetic Surgery Education and Research Foundation. Gluteal Fat Grafting: A joint safety statement. Statement on Patient Safety During Gluteal Fat Grafting. Joint society statement (ASPS · PSF · The Aesthetic Society · ASERF). 2022;issued 2022-08-18.ASPS・PSF・The Aesthetic Society・ASERFの共同安全声明(2022年8月18日、全文):フロリダ州の規則(殿筋膜より上の皮下への注入、1日3件の上限、カニューレ先端の超音波確認)を支持、リアルタイム超音波を支持、遠方から来た患者にも術前術後の管理と合併症への対応を担うべきという立場
- Del Vecchio D, Kenkel JM. Practice Advisory on Gluteal Fat Grafting. Aesthet Surg J. 2022;42(9):1019-1029.doi:10.1093/asj/sjac082実務勧告(抄録):フロリダでの死亡が週末前に集中する分布と疲労・注意散漫、注入層の不確かさを挙げ、注入前・注入中の超音波によるカニューレ位置の確認と記録、1日3件までを勧告
- Cansancao AL, Condé-Green A, David JA, Vidigal RA. Subcutaneous-Only Gluteal Fat Grafting: A Prospective Study of the Long-Term Results with Ultrasound Analysis. Plast Reconstr Surg. 2019;143(2):447-451.doi:10.1097/PRS.0000000000005203皮下のみに注入した50人の前向き研究(抄録):直後に皮下層の厚みが平均56.51%増え、12か月で直後から平均18.16%減少、筋肉内注入を報告した過去の研究と同程度の長期維持
この記事について
この記事では、一般的な医学情報とボニータクリニックの診療方針を分けてご説明しています。判断は一人ひとりの状態によって変わるため、診察の代わりにはなりません。


